臼杵の国のひよりの備忘録

旅行の記録と聖地巡礼と備忘録(非アフィ運用ブログ)

五島市(福江島)に行った記録(あおかな聖地巡礼/蒼の彼方のフォーリズム)

前置き(読む価値はない)

皆々様は好きな作品はありますか?
私にはたくさんあります。
それも毎クールのように増えていて収集が付かなくなってきてます。
そんな中、今でも推している作品があります。
蒼の彼方のフォーリズム」です。
当時はLINEタイムラインが今みたいに意識高い系じゃなく第二のTwitterみたいにTL民によって汚染されてました。
そんな中でLINE友達(Twitterフォロワー)の投稿によって有坂真白を知ることとなりました。
そりゃもう一目ぼれってやつですよ。
初めての美少女ゲームはyour diaryでその後に修学旅行でClover Day'sと出会って3作目がこのあおかなでした。
ユアダイでは奈月、クロデーでは杏璃、そして真白。
全員がツインテ―ルってのがあたしの性癖を示してる...

私自身、こういったギミック系を含んだSFは得意な方ではないんですが見事に刺さってしまい「あおかな」を最大限に満喫したいって思いが日に日に強くなったわけですよ。
とはいってもド田舎大分から満喫できることなんてなく唯一の貢ぎができる場所が裏天神と呼ばれていた北天神にあったジーストアでもPOPアップと常設販売だけで時が経つにつれあおかなの事は少し興味が薄れてきてました。

時が過ぎあの流行り病が世界を襲った年。
当時は引きこもりアニメを見ることしかできなかったですよね。
そんな中もう一度あおかなアニメを見返すことにしました。
それで熱が再燃焼しました。
当時と違うのはある程度なら金銭的余裕があるという事。
アニメを再履修してすぐにゲームを再履修。
そして当時はEX1も出ていたので何も考えず購入、プレイ。
そしてみんな大好き灯台のシーンですよ。
行きたい...いますぐ行きたい、ここに行きたい!

「行くか、四島(五島)へ」

深夜2時、福江島に行くルートを検索し深夜テンションで航空券を購入。
幸いにもORCのU22割引が使えたので片道1万円ちょっとでした。
気が付けは深夜4時。
無事に手続きも終わり安堵。

2日後
そう、2日後に行ったですよ。
今考えても頭おかしいんじゃないかって思います。

念願の五島!

あれ?送迎は??

午前3時出発。
始発の博多行き特急に初めて乗りましたが想像以上に人が多くてびっくりしたのを覚えています。
特に何もなく空港でチェックイン。
そして五島へ!
初めて小型プロペラ機に乗ったんですが小さくて良いですよね。
どうやら大分空港と伊丹空港を結ぶ路線も同じ機体らしいですが。


なんだかんだあって無事に五島福江つばき空港へ到着。
つばき空港ってなんか可愛いですね。
で、本来ならレンタカー屋さんが送迎に来るはずなんですが居ない...
日産もバジェットもオリックスも民間も居るのにトヨタレンタカーが居ない...
待合室でとりあえず待つ待つ待つ....
20分くらい経ってようやく来ました。
日帰りだからかなりのロスですがいざ出発です。

なんだこのソフトクリームは

朝早かったので朝食も食べずに来たのでとりあえず朝食探しへ

え?エレナ?エレナってあの佐世保のエレナ???
見慣れた安心と信頼とSAN値上昇の店がまさか福江になるなんてビックリです。
迷わずにおにぎりを購入。
商品名が「花咲」だったんで花咲ワークスプリングを連想して....
ついでにローカルドリンク散策。
牛乳コーナーにて「五島牛」なるものを発見。
帰りに買って帰ろうと思い最初の目的地へ急ぎました。

と、その前に寄り道

日本最南端の道の駅

日本最南端の道の駅である道の駅 遣唐使ふるさと館

九州の道の駅スタンプラリーも当時はしていたので離島枠であるここには絶対に行きたかったので行けて良かったです。
それで出会ったのがコレ

五島牛乳ソフトクリーム

え...なにこれ美味しいが過ぎる
なにこれ快活のソフトクリームがアレに感じる
阿蘇の有名ソフトクリームが水に感じる濃厚さ。
なにこれしゅごい....♡♡
な感じのソフトクリームでした。
現在も堂々の私的1位です。
今後変わることのない不動だと確信しています。

あの練習場

今回は始発から最終までの日帰り10時間という短い滞在となってるので全部は当たり前ですが見れなく有名な2か所は抑えていきたいと思ってました。
そのうちの一つがここ

高藤福留分校練習場(高浜海水浴場 )

作中で幾度となく登場する練習場とされる海水浴場
もうほぼ原作通りで感動ですよ
背景は反転したり合成したりと違いますがそれでも間違いなくここだという確信が持てる聖地。
あおかなは開発陣が誰一人ロケハンをしないで有名な引きこもりチームですがそれでもここがモチーフなんだなって分かるくらいには一致してました。


にしても青すぎる
九州本土、福江中心街とは真反対に位置してる場所でそれこそ韓国の済州島に近い立地なんで黄海東シナ海といった海に面しており日本ではないような透き通るような青さでした。
数日後には台風で大荒れになったらしいですが....

白い肌と輝き動くツインテ―ル

いよいよです。
いよいよご対面です。
私をここまで連れてきたシーンとのご対面です。
ええ、下調べなんてしてないですよ。
とりあえずナビにGコード入れて...あれ...なんか灯台から遠くね?
とりあえずナビ通りに...


なんかここいいな
自販機あるしアクエリアス買っていこ


ついた!
ん?????????
まあ、1.2kmくらいなら.....
(なんか高低差ヤバくね)

気温28.4℃(気象庁データより)

そしてご対面

知ってる!見た事ある!ここ好き!!

本物だ....凄い凄い凄い...

本当に感動して語彙力が消失したのを覚えてます。
この景色は一生忘れることは無いと思います。
当の開発陣はGoogle earthで描いたらしいですが実際に行かないと感じられない空気感と臨場感、そして届かない日本3大キャリアの電波。
あまりの感動に数時間ここから戻りたくないと感じてました。
当時は私の等身大パネルはおろかアクスタもない時代でしたのでただただ普通に写真を撮るしかなかったわけで....


感動を噛みしめながら帰ることに....
この時点ではもう何も考えることが出来ずにいた気がします。
ただただ迫るタイムリミットが怖く帰りたくないと。

虚無の時間

街に戻りフライト時間が迫る中どうせならましろうどんに似た店、つまり五島うどんを食べたいなと思い検索をすると丁度、昼と夜の境目の時間で準備中ばかりでなかなかありつけませんでしたが偶然見つけたお店で食べることが出来ました。


うどん定食

定食って何ぞやと思ってましたが来たのがこれでさすがに笑ってしまいました。
普通サイズのうどんとアジの味醂干しとご飯。
うどんが汁物扱いのボリューミー定食。


最後に朝に行ったエレナに戻り牛乳とお土産のサザエ最中を購入し現実へ戻る時が――


さよなら五島福江
さよならあおかなの街
さよならさよなら―――






後日談(読む価値はない)

牛乳の話

牛乳を買うなんて想定してなかったのでクーラーボックスを現地調達したかったんですがダイソー自体はありましたが中心街からは少し離れており時間的に厳しかったので商店街にあったコンビニ以上スーパー未満みたいなサイズ感の商店に100円コーナーがあり袋型保冷バックとマジックペンを買い袋に「牛乳4本在中」と書き預入カウンターに持ち込みました。
さすがになんやこいつみたいな反応をされたので皆々様はちゃんとした保冷バッグを持参しましょう()
五島は釣り目的で来る人も多いみたいで釣具店が港にあるってのを後から知りその手があったかとなったのはまた別の話。

商店街の話

あおかな作中ではグラッシュ購入のシーンなどで見られる商店街
アニメ版ではオシャンティーで見る影もない感じでしたが原作準拠ではかなり忠実でした。

こういう形状の商店街って全国どこにもありますが私的には延岡駅近辺だったり宮崎市橘通や日田市街地が脳裏を浮かびました。


離島の商店街では有りますが九州本土の商店街より営業してる商店が多くそれも地元商店ばかりでFC系がほぼなく活気を感じました。
コロナ禍ではありましたがここまで栄えてる商店街は珍しく今でも印象に残ってます。
街全体で見たらFC系のお店も多く変な地方よりよっぽど都会でした。
似たような島として壱岐がありますがあちらはダイエー後継としてイオンがありますが福江には何故ないのか不思議なくらいです。

道中の話


私は愛車には常時3、4台ドラレコを積んでおりそのうちの1台を五島にも持っていき許可を得てレンタカーに搭載しました。
色々な道を走りましたが感覚的にどうしても五島の風景が忘れられません。
何もない普通の道なのに脳裏に焼き付いて離れない。
五島は本当に凄い。
また行きたいと思わせてくれる不思議な島。

ましろうどん(五島うどん しまや様)の話

当時は西九州新幹線なんてなくて開店凸しても終電で大分まで帰れず行くとしたら博多まで自走or長崎まで自走乗り入えが必須でした。
それでなかなか行くことが叶いませんでしたが新幹線開通で通えることができるようになりました。
それでも途中には上の階層で火事が起きて消火浸水でお休みされてたらしいですね(ちょうどその時に調べずに行き現地で知った)
その後に骨組みが撤去された日に行くことが出来て今に至ります。
今後も可能な限り長崎市に行ったら立ち寄りたいと思います。